AIスコアレンディングは消費者金融のため総量規制の対象となります。

総量規制とは?

 

2010年に施行された改正貸金業法によって、貸付の限度額の上限に関する「総量規制」のルールが追加されました。
過剰な貸付を抑制するもので、対象になるのは貸金業の登録をしている消費者金融と信販会社(クレジットカード会社)によるフリーキャッシングです。

 

疑問を持つ男性

 

年収の3分の1を超える貸付を禁止するほか、新規で50万円以上の借入申込を希望する場合と、合計の借入が100万円を超える場合は収入証明の提出を義務付けています。
AIスコアレンディングは消費者金融になるので総量規制の影響を受けます。

 

流行しているカードローンの場合は銀行系カードローンは総量規制の対象外、消費者金融系は総量規制の対象になります。
フリーキャッシングに限定しているので、クレジットカードのショッピング枠、マイカーローン、住宅ローン、リフォームローンをはじめとした目的別ローンは対象外です。

 

総量規制のポイント
  • 年収の3分の1の借入はできない
  • 高額利用時は収入証明の提出が必要
  • フリーキャッシングでも銀行からの借入は総量規制の対象外

 

AIスコアレンディングは最大1,000万円の借入を可能にしていますが、総量規制の影響で最高額の借入をするには年収3,000万円以上を必要にします。
借入額のみに影響を与えるので、高スコアを出せば年収が低くても低金利での借入を利用できます。

 

AIスコアレンディングで変わる少額融資の優遇

 

以下は三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の限度額ごとの金利です。

 

限度額 金利
500万円以下 400万円超 1.8%~6.1%
400万円以下 300万円超 6.1% ~7.6%
300万円以下 200万円超 7.6% ~10.6%
200万円以下 100万円超 10.6% ~13.6%
100万円以下 10万円以上 13.6% ~14.6%

 

ご覧の通り、借入限度額が高くなるほど金利は優遇されます。
10%未満の金利を適用するには200万円超の限度額で審査を通す必要があります。

 

続いてAIスコアレンディングのスコアごとの金利と借入額の一覧です。

 

AIスコア 適用金利 借入可能額
950~1000点 0.8%~2.1% 10万円~1,000万円
900~949点 1.9%~3.7% 10万円~730万円
850~899点 3.5%~5.4% 10万円~540万
800~849点 5.2%~7.0% 10万円~400万円
700~799点 6.8%~9.5% 10万円~260万円
600~699点 9.3%~12.0% 10万円~150万円
400~599 原則借入不可 -

 

金利・借入可能額はどのくらい?

 

全般的に金利は安いのですが、スコア700点を超えると10%未満の金利に優遇されます。
純粋な比較はできないのですが、バンクイックで200万円超の限度額で審査を通すよりも、AIスコアレンディングで700点以上出すほうがハードルは低いです。

 

従来の借入は年収と限度額設定や融資額に応じて金利を決定していたのに対してAIスコアレンディングは、スコアに応じて平凡な年収でも好条件の借入を可能にできます。
総量規制の影響を受けることを考慮すると、少額の借入額を希望した場合に利点を活かしやすい特性です。

 

銀行は独自規定で審査している

 

銀行は総量規制の影響を受けないので年収3分の1を超える限度額設定や貸付も法律上は可能です。
しかし、銀行としても高額融資はリスクが高いので慎重な審査を行っていますし収入証明の提出を求められる場合があります。

 

仮に年収290万円で100万円のフリーキャッシングを希望した場合、総量規制の対象になる消費者金融では100万円の借入をするのは不可能です。
銀行系カードローンなど総量規制対象外のサービスを利用した場合は、審査に落ちる可能性は高いけどチャンスはあります。

 

全般的に年収の3分の1を超える借入審査に通るのは公務員や大企業勤務で勤続年数の長い人です。必然的に年収も相応の水準になるので高収入の人ほど年収3分の1以上の借入を認められるケースが多いです。

 

収入の低い場合は消費者金融や信販会社よりも少ない金額でしか審査に通らない事例も多数あります。